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めくるたび
駅と駅舎を巡る鉄道の旅

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翁島駅(旧駅舎)
おきなしま 磐越西線 1983年まで使用
翁島駅
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翁島駅
翁島駅
翁島駅
翁島駅
磐越西線・翁島駅は、1899(明治32)年に開業している。その後の1908(明治41)年、猪苗代湖畔に皇族の別邸(天鏡閣)が建設され、その最寄駅となったため、駅舎には貴賓室も設けられるようになった。この駅舎は1924(大正13)年から1983(昭和58)年まで使用されていた、ルネサンス様式という三代目駅舎。無人化にあたって駅舎が改築される際に地元が譲り受け、1987年に「緑の村」内に移築復元された。

駅舎は「駅舎亭」というそば店として利用されている。外観は屋根がスレートから銅板葺きになったほかはほとんど手を加えられていないようだ。貴賓室部分(画像上から5枚目)も食事のスペースとなっており、ここで会津の郷土料理「祝言そば」をいただいた。建物の裏手には厨房部分が増築されているが、これも駅舎の外観を損なわないように配慮されている。このように「原形のまま」移築されて、再び多くの人々が利用する施設として活用されているというのは非常に好ましい保存方法で、駅舎ファンとしてはうれしい。

なお、駅舎の裏に保存されている鉄道車両(画像上から7枚目)があるが、これは、磐越西線の川桁駅から出ていた日本硫黄沼尻鉄道の車両で、翁島駅とは関係がない。

所在地:福島県耶麻郡猪苗代町大字長田(地図
訪問日:2004.8.21