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めくるたび
駅と駅舎を巡る鉄道の旅

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轟駅

どめき

路線名
えちぜん鉄道 勝山永平寺線
所在地
福井県吉田郡永平寺町
開業日
1914(大正3)年2月11日
訪問日:2007/06/30
轟駅
轟と書いて「どめき」。このあたりの地名であるが、難読駅名だ。モニタ上だと文字がつぶれて良くわからないかもしれないが、車という漢字を3つ重ねた文字である。「轟音(ごうおん)」といった熟語に使われる。大辞林によると、「どどめく(轟く)=音がひびきわたる。とどろく」とあるが、漢和辞典にはそのような読みは載っていない。文字の意味としては「車を三つ合わせて、多くの車が進行するときのとどろく音を表す」(旺文社漢和辞典)という。なぜそういう地名なのかは、インターネットで検索した程度ではわからなかった。
轟駅
駅舎は少し高いところにある。白く塗られているためによくわからないが、建物自体は古い木造駅舎だ。駅前は狭く、この写真を撮影しているすぐ横には民家がある。
轟駅
待合室内も白く塗られている。出札口も見えるから、以前は駅員がいたのであろう。しかし無人駅でも駅は清潔に保たれている。
轟駅
駅舎をホーム側から見る。いかにも地方私鉄の駅らしいたたずまいである。
轟駅
上りホームと下りホームの間は線路を渡る構造(構内踏切)で、遮断機はついていない。電車が近付くと「警報音ジャンジャン」が鳴るのだが、これは電気的な音ではなくいわゆる「電鐘式」という昔懐かしい踏切の音なのだ。「カンカン」でもなく「チンチン」でもない、「ジャンジャン」というのは何ともうまい表現だ。音をお聞かせできないのが残念である。

その時録音した構内踏切の警報音。最初に鳴っているのは近くの踏切の音で、しばらくすると「ジャンジャン」が始まり、電車が入ってくる、というシーン。
轟駅
向こうに見えるU字を逆さまにしたような構造物は、線路のポイントを雪から守るスノーシェッド(雪覆い)である。雪のない季節だと、何のためにあるのかピンとこないかもしれない。
轟駅
福井行の電車が停車中。
轟駅
線路際に咲いた紫陽花が、雨上がりの湿った駅頭を明るく彩っていた。