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めくるたび
駅と駅舎を巡る鉄道の旅

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一乗谷駅

いちじょうだに

路線名
JR西日本 越美北線
所在地
福井県福井市
開業日
1960(昭和35)年12月15日
訪問日:2006/10/14
一乗谷駅
田園風景の中にポツンと佇む一乗谷駅。行き違い設備もないいわゆる「棒線駅」だ。2004年7月18日に発生した福井豪雨により、付近の足羽川が決壊、旧美山町域の越美北線は「橋梁流出5箇所、道床および路盤流出19箇所、のり面および盛土の崩壊・流出5箇所」という甚大な被害を受けた。以来、2年半が経過した今も一乗谷〜美山間は不通となったままである。
一乗谷駅
不通区間には代行バスが運転されているが、一乗谷は駅前が狭く大型バスが入れない。このため、一駅福井寄りの越前東郷駅が代行バスの乗り換え駅となっている。一乗谷の駅に行くには、このバス停で降り、20分ほど歩かねばならない。
一乗谷駅
ホームの先端から美山方を望むと、錆びた線路の向こうに終端標が立てられていた。もちろん本来ここは終着駅ではない。
一乗谷駅
その先で、線路はぷっつりと途切れていた。このあたりは路盤も流されてしまったのであろう。まるで廃線跡のような光景に胸が痛む。
一乗谷駅
さらにその先へ行ってみると、足羽川が現れた。豪雨の際に大暴れした川である。ここにあったはずの足羽川第一橋梁で列車は対岸に渡っていた。川岸では重機がうなりをあげ、流出した鉄橋を再建する工事が続けられていた。
一乗谷駅
そんな越美北線もようやく復旧のメドがたち、2007年6月30日から全線での列車運行再開が予定されている。豪雨からほぼ丸3年ぶりである。あまりにも被害が大きく、その工事はほとんど新しく鉄道を建設するようなものになったという。