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駅と駅舎を巡る鉄道の旅
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ときわ台駅
ときわ台駅
ときわだい
路線名
東武鉄道 東上線
所在地
東京都板橋区
開業日
1935(昭和10)年10月20日
訪問日:2006/08/19
池袋駅から各駅停車で約10分、そんな都心近くに瀟洒な木造駅舎が建つ。東武鉄道が開発する「常盤台住宅地」の中心に位置する駅として開業した。田園調布や国立などと同様、駅前のロータリーから道路が放射状に伸びる、計画的に設計された街だ。
青い屋根に白い壁。大きな庇のために建物が隠れてしまっているのは残念だが、陽射しや雨をしのぐには絶大な効果を発揮する。
低い駅舎はビルに囲まれてすっかり小さくなってしまった。今では駅前も少々手狭な感が否めないが、車の進入を制限すればもう少しすっきりするのに、と思う。
この駅舎の建つ北口のロータリーは緑地帯になっている。長い年月をかけて守られてきた樹木の高さからして、この街の歴史を感じる。
緑地帯越しに眺める駅舎が絵になる。しかし、駅前の美観を保つには地元の方々の努力があったようだ。
『美しかった駅前の広場も戦後は荒れはて、美しさを失うばかりでなく、社会教育の上からも常に寒心に堪えない処であった。丁度そのころ、常盤台小学校児童の奉仕作業によって駅前の美化は着手され、やがて子どもたちの努力は美しい花を開き、駅前の美化は着々と進められた(中略)昭和三十四年八月』
この小学生たちの活動が徐々に地域に広がり、東京都や板橋区なども動かし、近代的な駅前広場が再生された、といったことが、ロータリーに立つ像の碑文に記されていた。
券売機回りの木枠が、なかなかいい味を出している。まるでどこかの地方鉄道の駅にいるような、そんな錯覚をしそうになる。
改札内部の通路。屋根を支える柱の装飾が凝っている。
駅舎とホームは地下通路で結ばれる。駅舎の回りに取り付く庇をすべて取り払った姿を一度見てみたい、と思うのは私だけだろうか。
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