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駅と駅舎を巡る鉄道の旅
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鳥栖駅
鳥栖駅
とす
路線名
JR九州 鹿児島本線
所在地
佐賀県鳥栖市
開業日
1889(明治22)年12月11日
訪問日:2006/06/10
鹿児島本線と長崎本線が分岐する交通の要衝にある鳥栖は、九州でも最も初期に開業した由緒ある駅。その歴史と伝統を象徴するかのような重厚な木造駅舎が今も現役である。
明治44年の建築で、2代目駅舎であるという。東京近郊だったらもうとっくに駅ビルに姿を変えているところだ。古くからの鉄道の街という意識がこのような駅舎を残しているのかもしれない、と考えるのは鳥栖市民を買いかぶり過ぎか。
堂々たる車寄せが見事だ。駅舎ファンならずとも思わず見上げてしまうだろう。時計の下あたりをよく見ると◯の中に「工」という彫刻が見えるが、これは明治初期にあった「工部省」を表すマークに由来するそうだ。
しかし近付いてみるとさすがに老朽化は激しい。おそらく安全性には問題ないのだろうが、柱の台座部分はボロボロと欠けていた。
待合室の天井にあるこの凹みには、照明器具が設置されていたのだろうか。何やら小型のシーリングファンのようなものも残っている。こうしてみると、内部はあまり原型をとどめていないのかもしれない。
九州の背骨を成す2本の幹線が交わる駅だから、交通量も多い。この表示によれば、12時21分から12時43分の22分間に、実に10本もの列車が発着している。列車の種別も、特急あり快速あり各駅停車ありと、バラエティに富む。
かつての鳥栖駅は、機関区、客貨車区、操車場などが集結し、無数の線路が錯綜する相当に広大な敷地だった。このページ一番上の駅舎画像を見ると、屋根の向こうからヤード照明灯が頭を出している。その跡地のほんの一部分に、「サガン鳥栖」のホームとなる鳥栖スタジアムが造られたのである。
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明治44年の建築で、2代目駅舎であるという。東京近郊だったらもうとっくに駅ビルに姿を変えているところだ。古くからの鉄道の街という意識がこのような駅舎を残しているのかもしれない、と考えるのは鳥栖市民を買いかぶり過ぎか。